アメリカでお料理~アメリカの小麦粉 (Flour) について
日本で暮らしていると、何処で何が、どういう商品名で売っているのかは一目瞭然ですよね。
しかしながら国が変わると、自分の買いたいものが何処の売り場で、どういう商品名で売られているのかが わからず、”買いたいものが買えない!!”ということが多々あります。
私が今までアメリカで生活をしていく中で、覚えてきたこと、物などをまとめてお伝えしていこうと思います。
アメリカで薄力粉、中力粉、強力粉はそれぞれ何と言う??
アメリカのスーパーで小麦粉 (薄力粉) を探そうとする際に"小麦粉=Flour (フラワー) "と思って探すとなかなか見つかりません。
小麦粉かな?と思って手に取るとと"All Purpose Flour (オール パーパス フラワー)"と書いてあり、???(これでいいのかな?) と思ったことがある方も多いのでは?
アメリカで一般的に使われている"All Purpose Flour (オール パーパス フラワー)とは?"
アメリカで最も一般的で、手に入りやすいのが、All Purpose Flour (オール パーパス フラワー) ですが、 これは日本で言う小麦粉(薄力粉)ではなく、中力粉です。
大抵のお料理は All Purpose を使って代用することができますが、ケーキやクッキーなどお菓子作りをする際には 小麦粉(薄力粉)を使うのがオススメです。
日本の"小麦粉 (薄力粉)"はアメリカの" Cake Flour (ケーキ フラワー)"
アメリカでは小麦粉 (薄力粉) は "Cake Flour (ケーキフラワー)" として"箱入り"で売られているのが一般的です。
Cake Flour (ケーキフラワー) の定番商品として"Softasilk"や"Swandown"などがあります。
パン作りなどに使われる"強力粉"は" Bread Flour (ブレッド フラワー)"
パン作りなどに使われる強力粉は Bread Flour (ブレッドフラワー) という名前で売っています。
"Bleached(ブリーチド)" "Unbreached(アンブリーチド)"の違い
それぞれの粉類で"Breached"や"Unbreached"と書かれているものがありますが、これは小麦粉を漂白しているかしていないかの違いです。
Breached と書かれてあるものは漂白されていて真っ白の粉で、Unbreached と書かれている粉は漂白されていないので、本来の色がそのままとなっています。
*まとめ* 薄力粉 = Cake Flour, 中力粉 = All Purpose Flour, 強力粉 = Bread Flour
以上のように、アメリカで小麦粉(薄力粉)を探す際には、用途によって"Cake Flour"、"All Purpose"、 "Bread Flour" を使い分けると良いでしょう。
その他の情報
そのほか関連情報として以下に時々みかけるアメリカの粉類をまとめます。
"Pastry Flour(ペストリーフラワー)" は "うどん粉"
"Whole Wheat Flour (ホール ウィート フラワー)" は "全粒粉"
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